「FreeStyleリブレ」の添付文書が変更。使用目的が『補助』から『日常の自己管理』に変更!

「FreeStyleリブレ」 - 当院でも保険診療で導入しています。 -  -
「FreeStyleリブレ」
当院でも保険診療で導入しています。
こんにちは。西宮北口 阪急西宮ガーデンズにある糖尿病内科・循環器内科・総合内科・代謝内科・生活習慣病・健康診断のいわもと内科クリニック 院長 岩本です。

当院では、糖尿病の血糖コントロールをより身近なものにするため、「FreeStyleリブレ」を導入しています。皮下に挿入したセンサーでグルコース濃度を連続的に測定し、リーダーでスキャンすることで、連続測定したグルコース濃度の変動パターンを表示します。つまり、24時間いつでもどこでも針を刺して血液を採取することなく、何度でも血糖値が分かるわけです。また「FreeStyleリブレ」は、その時の血糖値だけでなく、血糖値のトレンド(これから血糖値が上昇するのか低下するのか)を知らせてくれます。当院でもインスリンを使用されている1型糖尿病患者様に「FreeStyleリブレ」を導入し、食後血糖値上昇を抑えた、素晴らしい血糖コントロールを実現されている患者様がいらっしゃいます。これまで分からなかった血糖変動を視覚化できるため、インスリン投与用量やインスリン製剤の変更(超速効型インスリンでも、少しずつインスリンの効き方に違いがあります)を自信をもって行うことができます。
このたび、添付文章の改定により、使用目的が血糖管理の「補助」から「日常の自己管理」に用いることに変更になりました。自己血糖測定はまだ必要であるものの、「FreeStyleリブレ」がより重要な糖尿病治療機器として認識された結果であると推測できます。
1型糖尿病の患者様には保険適応にてお使いいただくことが可能です。
いわもと内科クリニックでは、糖尿病とともに生きる方々のためのサポートをこれからも全力で頑張っていきます。

いわもと内科クリニック
院長
岩本紀之