2019年日本循環器学会参加報告 糖尿病と循環器疾患について

こんにちは。西宮北口 西宮ガーデンズにある糖尿病内科・代謝内科・循環器内科・内科のいわもと内科クリニック 院長 岩本です。

先日、第83回 日本循環器学会学術集会に参加してまいりました。昔に比べて、循環器学会でも糖尿病関連の演題が増えてきました。
特に、以前紹介したSGLT2阻害薬やGLP-1受容体作動薬による心血管イベント(心筋梗塞や心不全、脳梗塞)発症を抑制する結果が次々と発表され、さらなる盛り上がりをみせている感じです。
アメリカでは、日本糖尿病学会と日本循環器学会にあたるADA(米国糖尿病学会)とAHA(米国心臓学会)という学術団体が、共同で心血管疾患を予防するキャンペーンを昨年から開催しています(Know Diabetes  by Heart:心臓から糖尿病を知ろう)。米国では、心臓病が原因で入院する糖尿病患者は80秒に1名、脳梗塞で入院する患者は2分に1名いるそうです。日本では、心臓病は米国に比べて少なく、糖尿病患者さんも癌で亡くなる方が増えてきていますが、依然として血管病(失明、透析、下肢動脈閉そく、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞)の合併症は多く、これらの合併症は、糖尿病患者さんの生活の質を奪っているのが現状です。
糖尿病患者さんの血管を守り、健康な人と変わらない人生を送っていただくために、どのような医療を提供すべきかを当院では追求していきたいと、学会に参加して改めて決意したところです。
スタッフ一同頑張りたいと思います。

いわもと内科クリニック
院長
岩本紀之



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